7月に伺った講習会のこと

少し前の話ですが、


7
4日に60名ほどご参加いただき、コーチングの講習会を
させて頂きました

今回は障害をもったお子さんの保護者の方が多く参加されました。

実は、講習会をやる前に、

私は悩んでいました。

私には障害をもった子どもがいません。
だから、お母さんたちが辛いことも嬉しいことも
どんな思いで育てていらっしゃるか私には計り知れない。

そんな私が皆さんの前に立って何のお役に立てるんだろう・・・
私が、何を言っても共感しきれない部分があるだろうし、
そんな人の話をみなさん望むだろうか・・

と思っていました。

親しくさせて頂いているコーチにセッションをお願いしました。
そのコーチは障害(グレーゾーン)のお子さんをお持ちのコーチです。
色々と私の思いを聴いてもらいながら、コーチが私に言いました。

「誰も橋口さんから障害のことについて聴こうなんて
 思っていないと思うよ。
 障害のことが知りたいときは他に専門家がたくさんいるもの。
 みなさんが、橋口さんから聴きたいことはなんだろうね?」

「誰も私から障害のことについて教えてもらおうなんて思っていない」

そりゃそうだ
なんだかすごく納得できました。

私は何を一人で気負っていたのだろう


と思いました。

私は障害のことは何も知らないけど、
私の持っているもので皆さんにお伝えできることが何かある。
だって、コーチングは私が知っていることなのだから。

気持ちがとても楽になりました

私は少しだけ音楽療法の勉強もしていたことがあり、
知的障害者の施設で音楽クラブの先生をやらせて
もらっていたことがありました。

彼らはとても純粋で、そのままでした。

気持ちのコントロールや態度で上手く表現したりは苦手なのですが、
それでもみんなが私を好きになってくれて、
それはそれは楽しい時間でした。

もちろん、急に泣き出したり、
部屋から出て行ってしまったり、
話をする時にすっごく近くまで寄ってきたり・・
でも、彼らが本当に一人の人として私は好きでした。
計算高くて、意地悪な人よりもずっとずっと
私の心を癒してくれる存在でした。

彼らが不自由なんじゃなくて、
彼らに関わる周りが不自由を感じる。

だから、社会に適応できるようにと
あれこれやっているのですが、
でも、彼らはきっとそのままで幸せでいられる。
適応したいなんて思っていないかもしれない。

彼らが頑張らないといけないのではなく、
周りの人間の理解と対応力を上げていくことのほうが
ずっと大切なんじゃないかと、私は思っています。

ともかく、私は今の私のままで、
自分に持っているもので少しでも皆さんに参考になったり
お役に立てることがあればいいと思い、
「承認」というテーマで講習会をさせて頂きました。

承認は本当に大切な大きなテーマです。
ありのままのその人を承認するのですから。
子どもも承認、そして何よりも
お母さんたち自身を承認したいと思いました。

だって、いっぱいいっぱいいっぱい頑張っているのだから。

当日は本当に、いつもの私のまんまで前に立たせてもらいました。
ちょっと笑いをとったりしながら、
お互い承認し合うワークをやったり、
そして私は
しずくのカードにメッセージを書いて、
会場のみなさん全員に配らせていただきました


あとから、アンケートなど頂き読ませていただきながら
一番感じたことは

障害を持っているお子さんのお母さん達の基本的なあり方が

「相手に変わってほしい。相手がこうなればいいのに」

というものは全くなく

「自分はどうしたらいいんだろう」

という気持ちでいらっしゃること。

つい、相手に変わって欲しいと思うことが多いなかで、
あたりまえのように、それを考えているということは
本当に素晴らしことです。

障害をもったお子さんを持っていることは、私にはわからない
大変さや思いがあると思いますが、
その分、
お母さま自身が、
人としての深い理解と素晴らしい成長をされている
のだと、すごく感じました。

本当に素晴らしい機会を与えていただいたことに心から感謝いたします。
私の方がたくさんの大切なことを学ばせていただきました。。

本当にありがとうございました。

その時のお母さん達の感想です。

とても前向きになれる内容で、行き詰まりがちな子どもとの関係を
 変えていかれるような方法をお聞きすることができました。

言葉のやりとりよりもまず、子どものことを見て認めることを大切に
 しようと思えました。

思っていた以上に良かったです。実行して忘れないようにしたいと思います。

忘れかけていたことを思い出させて頂きました。
 家族の大切さ、承認の大切さを実感できました。

コーチの方がとても明るい方だったので楽しくセミナーを受けることが
 できました。承認の本当の意味がわかりました。

もっとコーチングを知りたいと思いました。
 「答えは相手の中にある」印象的な言葉でした。また心から相手を
  思う大切さを再確認できました。

とってもよかったです。発達障害というキーワードが全く入らずとも
 違和感がなかった!

最後に頂いた「しずくのカード」涙が出そうになりました。
 自分を認めてあげようと思いました。

身の回りの小さなことですが、いっぱい幸せになれる素があることに
 気づけました。気持ち良くなりました。

 

 

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